アートで性差別を訴える。スプツニ子!さんが問いかける、女子受験生が「減点」される社会【ライブ配信】

会場にお客様をお呼びしてのイベントは中止し、ライブ配信に切り替えさせて頂きました。
女子減点社会、アートが変える
女子減点社会、アートが変える
HUFFPOST JAPAN

こちらのイベント「アートで性差別を訴える。スプツニ子!さんが問いかける、女子受験生が『減点』される社会」ですが、新型コロナウィルス感染拡大のため、来場者様および登壇者の健康と安全を最優先に考慮し、急遽、会場にお客様をお呼びしてのイベントは中止し、Twitterでのライブ配信に切り替えさせて頂きました。

アーカイブ番組はこちらより視聴可能です。

ハフポスト日本版がメディアスポンサーを務める「3331 ART FAIR 2020」で、アーティストのスプツニ子!さんと、ハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長が対談します。

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2018年8月、大学医学部が、一般入試において女子受験生の得点を一律減点し、合格者数を抑えていた問題が明るみになりました

この問題は社会から大きな非難を浴びました。しかし、女性たちをさらに絶望させたのが「女性医師は子どもを産んだら、辞める」「止むを得ないことだ」などと考える医療業界の「本音」でした。

SDGs、ダイバーシティ&インクルージョン、#MeTooーー。社会ではジェンダーの平等や多様性の大切さが説かれていますが、医学部入試の女性差別問題は、なかなか変わらない社会構造や人々の意識を明らかにしています。

2019年、ジェンダーギャップ指数が過去最低の121位を記録したことも、そんな日本の状況を象徴的に示しているのではないでしょうか。

東京減点女子医大
東京減点女子医大
スプツニ子!さん

そんななか、アーティストのスプツニ子!さんは「現代アート」という方法で、医学部入試における女性差別の問題を社会に投げかけています。

それが、アーティストの西澤知美さんと共同で行っているプロジェクト「東京減点女子医大」。日本の医学界から排他された女子人材を集めた架空の学校を設立し、 日本における女性差別問題を様々な角度から問題提起しています。

様々な発信の手段がある現代、スプツニ子!さんはなぜ、アートで社会問題に切り込むのか。

スプツニ子!さんと一緒にこの作品を振り返りながら、ハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長が聞き手となり、日本のジェンダー社会問題を伝えるアートの可能性を話し合います。

【イベント概要】

日程: 2020年03月21日(土)

時間: 18:00-19:30

備考: 受付は開始時間の30分前から

料金: 500円(お席代)/要予約

備考: *ご参加には、3331 ART FAIR 2020入場チケット(一般 2,300円 *期間中再入場可・ガイドブック付)が別途必要です

会場: 2F 体育館ステージ

【お申し込み方法】

以下のURLより、お申し込みください。

https://artsticker.app/share/events/detail/122

スプツニ子!(アーティスト)

1985年生まれ。インペリアル・カレッジ・ロンドン数学科および情報工学科を卒業後、英国王立芸術学院 (RCA) デザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。在学中より、テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像インスタレーション作品を制作。2013年よりマサチューセッツ工科大学 (MIT) メディアラボ助教に就任しDesign Fiction Groupを率いた。現在は東京藝術大学デザイン科准教授。

スプツニ子!さん
スプツニ子!さん

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