「働くママは大変なんです」母乳育児中の俳優、コスチュームの「ちょっとした改変」に感激

マーベル・スタジオ制作のドラマ『ロキ』に出演するソフィア・ディ・マルティノー。「こういう小さな(本当は大きな)ことが、私が仕事をしながら、親でもいられることを可能にしている」
ソフィア・ディ・マルティノー(2021年6月8日撮影)
ソフィア・ディ・マルティノー(2021年6月8日撮影)
John Phillips via Getty Images

何かと脱ぎ着が大変そうなスーパーヒーロー作品のキャラクターたちが着ているコスチューム。

育児中で授乳している女性の俳優の場合は、かなり不便そうだ。

人気スーパーヒーローシリーズに出演する俳優は、デザイナーの気が効いた「ちょっとした改変」に感激している。

ディズニープラスで配信中のマーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ『ロキ』でシルヴィー役を演じるイギリスの俳優ソフィア・ディ・マルティノー。

Twitterに1枚の写真を投稿し、母乳育児をする自身の生活が、コスチュームの改変によっていかに快適になったかを明かした。

マルティノーは「働くママはほんと大変なんです!」とツイート。衣装デザイナーのクリスティン・ワダが、マルティノーが着るボディスーツの胸の部分に手を加え、撮影現場で授乳をしやすいようにしてくれたことに感謝した。

天才デザイナーのクリスティン・ワダが、私がテイクの間に授乳しやすいように、隠しジッパーをつけてくれたの。

こういう小さな(本当は大きな)ことが、私が仕事をしながら、親でもいられることを可能にしている。ものすごく感謝しています

ハリウッド・リポーターによると、マルティノーは2019年11月にメインキャストの1人として配役が発表。ほぼ同時期に、第一子を出産した。

6月には、「産後4カ月!」というコメントとともに、2020年2月に撮影したというマーベル・スタジオのスタントジムでの写真をInstagramに投稿していた。

マルティノーは、ハリウッド・リポーターのインタビューに、オーディションの時には妊娠中でロンドンにいたため、どこにも行くことはできなかったと明かしている。監督から、テープを送る方式でオーディションに参加するよう熱心に勧められたという。

「この規模の作品で、テープだけでキャスティングが決まるなんて、普通なら絶対にありえないですよ」と振り返った。

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