河村市長がかんだ金メダル交換へ。「メダルを再発行してほしい」との声が上がっていた

名古屋市の河村たかし市長がオリンピック選手の金メダルをかんだ問題で、このメダルが新しいものに交換される見通しとなりました。
ソフトボール女子五輪代表の後藤希友投手の表敬訪問を受け、首に掛けてもらった金メダルにかみつく名古屋市の河村たかし市長=8月4日午前、同市役所
ソフトボール女子五輪代表の後藤希友投手の表敬訪問を受け、首に掛けてもらった金メダルにかみつく名古屋市の河村たかし市長=8月4日午前、同市役所
時事通信社

名古屋市の河村たかし市長が、東京オリンピック・ソフトボールの後藤希友投手の獲得した金メダルをかんだ問題で、このメダルが新たなものに交換される見通しとなったことが分かった。後藤選手も了承しているという。

河村市長は8月4日、市役所で後藤投手の表敬訪問を受けた際、首にかけてもらった金メダルをマスクを外して突然かんだ。

その後、この行為に対する批判や苦情が相次ぎ、後藤投手が所属するトヨタ自動車も「不適切かつあるまじき行為」とのコメントを出し、豊田章男社長名で河村市長宛てに抗議文を送付した

河村市長は5日に「極めて不適切な行為であったと猛省すべきと痛感している。心からお詫び申し上げる」と述べて陳謝したが、愛知県の大村秀章知事が10日の記者会見で「可能であればメダルを再発行してほしい」と述べるなど波紋が広がっていた。

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