『浮世絵すぎた富士山』がSNSで拡散。「葛飾北斎に見せたい」の声も

1枚の趣深い富士山の写真が話題となっています。

「今日の富士山が浮世絵すぎた」と題してTwitterに投稿された1枚の写真が話題になっており、10月20日夕方の時点で17万超の「いいね」が付いている。

投稿したのは佐野寛了(ひろあき)さん(28)。静岡県富士宮市在住で、趣味で写真を撮っている。

この1枚は、静岡県富士市で19日午前10時40分ごろ撮影した。使用した機材はソニーのデジタル一眼カメラ「α7III」。当時は小雨が降っており、雲が絶妙にかかる富士山を写真に納めた。特別な加工は施していないという。

「今日の富士山が浮世絵すぎた」と題して投稿された写真
「今日の富士山が浮世絵すぎた」と題して投稿された写真
佐野寛了さん提供

Twitter上では「葛飾北斎に見せたいところです」「何度見ても、この傘をさして歩いている人が、趣が深いです」「富士山とビルの構図、縮尺間違えてない?そんな感じがするぐらい雄大な富士山に圧倒されます」との声が上がっている。

佐野さんはこの写真のほかにも、約1年前の2020年10月12日に撮影し「これが静岡の日常」と題して投稿した富士山の写真でも多くの共感を得ている。

「これが静岡の日常」と題して投稿された写真
「これが静岡の日常」と題して投稿された写真
佐野寛了さん提供
「これが静岡の日常」と題して投稿された写真
「これが静岡の日常」と題して投稿された写真
佐野寛了さん提供

佐野さんは「浮世絵すぎた」とタイトルを付けた理由について、ハフポスト日本版の取材に対し「雲の配置が浮世絵のように思えた。撮影の段階でそう思っていた。あと、商店街が昔ながらの雰囲気に見えた」と説明した。

また、今後について「静岡を拠点に活動しており、富士山以外にも静岡に注目してもらえるような写真を撮っていきたい」と話している。

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